介護職が知るべきフレイル予防
高齢になるにつれて介護の必要性もどんどん増していきます。
介護を必要とする人は数多くいますが、すべての人に同じ介護が必要というわけではありません。
リハビリの補助程度で良いという人もいれば、生活のすべてに介助が必要な人もいます。
介護の度合いが高ければ高いほど、介護職の負担も大きくなるものです。
介護職の人々は施設利用者が快適に過ごすことができるようにすると同時に、介護度が上がらないようにすることも非常に重要です。
健常な状態から介護が必要な状態へ移行するまでの中間の状態をフレイルと呼んでいます。
フレイルの状態のうちに、効果的な介護を行うことが介護度を進ませないためには非常に重要です。
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フレイル予防として効果のあることは、日常的な介護の中にも数多くあります。
介護職ならば、これらの効果を知り、より意味のある介護とすることが必要でしょう。
フレイル予防に役立つことのひとつが、施設利用者の持病が悪化しないようにコントロールすることをはじめ、感染症予防、口腔内のケアを実施することなどです。
持病の悪化や感染症をきっかけとして、寝たきりという介護度が非常に高い状態になる人は多くいます。
口腔内ケアを行い、食事を快適に行えるようにすれば、適切な食事をとることができます。
また、施設利用者に対する声掛けやレクリエーションも重要なフレイル予防です。
一見快適に過ごしてもらうためだけの行動ですが異なります。
フレイル予防には、人とのかかわりが重要であるため、レクリエーションや声掛けで人とかかわるきっかけを作ることは意味のあることです。